スポーツマウスピース(マウスピース)
スポーツマウスピース(マウスピース)
自院にて作成のため短期間にて装着可能です。
オーダーメイドにて作成するため市販のものに比べ上下の噛み合わせの調整が可能です。
東大阪市にお住まいの小学校、中学校、および義務教育学校の児童又は生徒がスポーツにおける口腔外傷を予防することを目的としてスポーツマウスガードを作製する際に、当該児童生徒の保護者に対し、予算の範囲内において補助金を交付します。
東大阪市に在住の小学校、中学校及び義務教育学校の児童生徒(公立・私立ともに対象です。)
補助対象競技を行っている(部活動・学校外活動ともに対象です。)
東大阪市東歯科医師会または東大阪市西歯科医師会が指定する歯科医療機関にてスポーツマウスガードを作製する場合
スポーツマウスガードを作製するのにかかった費用の2分の1(100円未満切り捨て)で最大5,000円まで補助されます。
スポーツマウスガードとは、マウスピース、マウスプロテクターとも呼ばれ、主にボクシングやラグビーなどのコンタクトスポーツで生じる外傷から、歯や歯ぐき、顎の骨などを守る口腔内装置です。弾力性のある軟らかい材料で上(上顎)の歯全体を覆うように作られており、材料自体が外部からの衝撃を吸収することで口腔内を保護する役割を果たします。顎へのダメージは脳を直撃しますが、マウスガード(マウスピース)によって顎関節を保護することで、脳への衝撃が軽減し、脳震盪(のうしんとう)の発生を低下させるともいわれています。
マウスガード(マウスピース)を装着することで、「歯の欠け」「歯や歯根の折れ」「歯の脱臼※」などを防ぐと同時に、顎の骨折や口腔軟組織のけが、脳震盪を予防します。また、強い噛みしめなどの際に生じる咬耗(こうもう:歯がすり減ってしまうこと)なども予防することができます。また、感染対策に効果があります。
現代のコンタクトスポーツだけではなく外傷を起こす可能性のあるスポーツには必須と考えられるようになっています。
スポーツマウスガード(マウスピース)には主に市販品と歯科で製作するものがあります。
市販品はスポーツ用品店などで比較的安価で購入できますが、ご自身で調整する必要があり、使い勝手に課題があり成形してあるものを歯でくわえるというもので、歯列にフィットせず、口を開けるとすぐに落ちたり、上下の噛み合わせが不適切になったりします。正しい噛み合わせで調整できないと顎の関節を痛めたり、最悪の場合、マウスガード(マウスピース)を装着することで、歯の破折や顎の骨折を起こしたりすることもあるので注意が必要です。
一方、歯科のマウスガード(マウスピース)は、歯型を取りご本人の口に合わせて作製するオーダーメイドです。咬合器と呼ばれる装置を用いて、ミクロン単位で適切な噛み合わせを考慮しながら作るため、装着すると歯や口に違和感なくぴったりフィットします。素材は薄く、通常通りにしゃべることもできます。市販品の欠点を大幅に改善したマウスガード(マウスピース)となります。
スポーツ中の外傷から歯を守るために、マウスガード(マウスピース)の装着を義務化、推奨しているスポーツは多くあります。
体がぶつかり合うコンタクトスポーツ以外でも、歯の外傷はよくあります。球技では、飛んできたボールがあたったり、相手の足でけられたり、あるいは隣にいたプレーヤーが振り回したバットやラケットとぶつかったりして、歯や顎の骨が折れる事故がしばしば報告されます。ルールで義務化されていなくても「自分の身体は自分で守る」ことが基本です。安心して思いっきりプレーを楽しめるように、特別危険なスポーツでなくても、マウスガード(マウスピース)を装着することをおすすめします。
マウスガード(マウスピース)の作製にあたり、まず口腔内の状態を把握するため、レントゲン検査やむし歯の有無等を確認させていただきます。マウスガード(マウスピース)を作製した後にむし歯の治療を行うと、歯の形状が変わり、マウスガード(マウスピース)が合わなくなる可能性があるため、むし歯治療を優先させていただくことがあります。
1
口腔内の検査
2
レントゲン撮影
3
むし歯や歯周病があれば、優先して治療します
4
上下の歯の型を採り、噛み合わせを確認する専用の器械(咬合器)に装着し噛み合わせを調整します
5
完成後、マウスガード(マウスピース)を実際に装着し、適合や取り外しの確認をし再度噛み合わせの調整ををします
歯科で作製するスポーツマウスガード(マウスピース)は保険適用外で自費診療となります。
自費診療 | 10,000円(税込) |
---|